天かける医療・介護連携事業
~ 地域で家族友人と共に、笑顔で過ごしたい 高齢化社会のサポートシステム ~
年をとっても、介護が必要になっても、ひと時でも長く、家族と共に住み慣れた環境で過ごしたい…
一人でも多くの人の願いをかなえるために、私たちが今できること、すべきこと。
地域の医療介護を支える人、施設、費用・・・どれをとっても不足していることは皆さんご存知の事と思います。一昔前のように、具合が悪くなったらまず大きな病院で診てもらうということではなく、日頃から病気にならないように節制し、少し具合が悪くなったらまず、近所の、かかりつけ医に相談して、大きな病院での検査が必要かどうかなど判断してもらう。そこから病院に紹介してもらい治療を受ける。また急性期の入院や治療が終われば、在宅で過ごしながらかかりつけの先生や看護師さん、介護士さんなどのケアをうけながら過ごす。そのような形が安心で安全に、うまく整えば、高齢化社会もこころ豊かな環境で生き生きと過ごすことができます。
NPO「天かける」では尾道市医師会、薬剤師会をはじめ、多くの関連する皆様と相談・協力しながら、一人でも多くの人の願いを支えるために、人のネットワークと、システムのネットワークを駆使して地域医療・介護連携のより良い環境を作り上げようと支援しています。
図1にありますように一人の患者さんの医療(薬や検査など)や介護(ADLなど)の情報を、直接サービスを受ける施設・建物が変わってもスムーズに連携できるように、ICT(電子カルテや安全性に配慮したインターネットの利用等)を使ってシステム構築を行っています。
今はまだすべての医療機関が連携できているわけではありませんが、徐々に数が増えてきています。ご本人の同意を前提として、より良い情報共有環境ができるように努力してまいりますので、皆様も広く関心を持っていただければ幸いです。
今後、医療機関・薬局などの施設に対して下記ロゴマークを配布致します。
これらの施設でロゴマークを見かけたら、地域連携システムに参加している施設です。